夏休みも、いよいよ終盤となりました。

お盆が終わってからも、連日たくさんのお客様にご来店いただいております。

まだまだ厳しい暑さが続く中、亀楽屋まで足を運んでくださること、本当にありがたく、心より感謝申し上げます。

今日ご紹介するのは、「ざるうどん」。


FullSizeRender


見た目はとてもシンプルです。

冷たく締めたうどんに、つけ出汁と薬味。

天ぷらがのっているわけでもなく、お肉がのっているわけでもありません。

しかし私自身、こういうシンプルなうどんほど、実は一番難しいと思っています。

麺そのものを味わう一杯

ざるうどんは、麺が主役です。

小麦の風味。
噛んだ時のコシ。
表面のなめらかさ。
そして、喉を通っていく時の心地よさ。

同じように作っているつもりでも、気温や湿度によって小麦の状態は変わります。

水加減、塩加減、熟成時間、茹で時間。

そして茹で上がった麺を冷水で締める、その最後の仕事まで。

ひとつひとつの積み重ねが、一杯のざるうどんになります。

毎日、店内で製麺しています

亀楽屋では、厳選した小麦粉を使い、毎日店内で麺を仕込んでいます。

大切にしているのが、二段階熟成製法。

時間をかけて二段階でじっくりと熟成させることで、小麦本来の風味と強いコシ、そしてなめらかなのど越しを引き出していきます。

派手な仕事ではありません。

毎日、同じように粉と向き合い、麺と向き合う。

その繰り返しです。

しかし、その毎日の積み重ねこそが、亀楽屋のうどんをつくっているのだと思います。

シンプルだからこそ、奥が深い

いろいろな具材を楽しんでいただくうどんも、もちろん美味しい。

でも時々、シンプルなざるうどんを食べると、改めてうどんそのものの奥深さを感じます。

シンプルだからこそ、奥が深い。
そして、シンプルだからこそ難しい。

2012年の開業以来、毎日うどんを打ってきましたが、まだまだ終わりはありません。

昨日より今日。
今日より明日。

ほんの少しでも美味しい一杯をお出しできるように、これからも麺、出汁、そして一つ一つの仕事を大切にしていきたいと思います。

夏休みも残りわずか。

ご家族でのお客様、お子様連れのお客様をはじめ、連日たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます。

夏休み最後の思い出の一つに、亀楽屋のうどんを選んでいただければ嬉しく思います。

本日も一杯一杯、丁寧に。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。